インタビューログ
基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象者 | nana880327様(フルサワ様) |
| 性別/年齢 | 女性 / 37歳(転職時36歳) |
| 実施日 | 2025/06/30 |
| 地域 | 兵庫県 |
| 転職前の仕事 | 保険コールセンター |
| 転職後の仕事 | 保険事務 |
| 転職前の年収 | 320万円(ボーナス含まず) |
| 転職後の年収 | 360万円(ボーナス含む) |
| 利用した転職媒体 | Indeed、doda、RAG(エージェント) |
| 家族構成 | 一人暮らし、犬と暮らしている |
| 最終学歴 | 専門学校卒(理学療法学科) |
インタビュー内容
1. 転職前の仕事と動機
Q: 前職の具体的な業務内容を教えてください。 A: 保険のコールセンターで、保険代理店の方からの問い合わせに対応する業務を約2年間担当していました。to C(一般顧客)ではなく代理店相手だったので、クレームは少なく、やりがいを感じることも多かったです。
Q: 前職で大変だったことや、やりづらさを感じたのはどんな時でしたか? A: 業務のアップデートが頻繁で、「覚えて終わり」ということがなかった点です。昨日言っていたことが今日変わる、というような状況で、毎日インプットが必要でした。
Q: 転職を考えたきっかけは何でしたか? A: 最大のきっかけは「もっと働きたい」という希望が叶わなかったことです。 勤続半年を過ぎた頃から、定時(9時〜17時)だけでなく残業をして稼ぎたいと思うようになりましたが、残業の枠を取り合う状況で、家族がいる方などが優先され、なかなか残業できませんでした。残業してあと1時間でも稼ぎたい、という気持ちが強くなりました。
2. 転職活動の詳細
Q: 求人はどのように探しましたか? A: 主にIndeedを使いました。電車通勤が嫌だったので、「三宮 神戸 求人」「求人 事務」といったように、地名と職種を絞ってネット検索していました。事務職でなくてもよかったのですが、コールセンターよりもストレスなく働けて、給与が同等以上であれば事務職でいいと考えました。
Q: 事務職を選んだ理由は? A: 以前のクレカ業務で一般のお客様対応に疲れた経験があり、販売や営業職(在宅が叶わない)は避けたかったです。事務職はストレスなくのびのび働け、汎用性が高いイメージがありました。また、在宅勤務ができたらいいなという希望もありました。
Q: 他に使ったサービスはありますか? A: dodaとRAG(エージェント)も利用しました。知人が成功したと聞いて登録しましたが、エージェントとの面談では、こちらが提示した譲れない条件(家から徒歩圏内の事務、年収維持またはアップ)とは逸れた遠い場所の求人をゴリ押しされたため、話にならないと感じ、自分でIndeedを使って探すことに切り替えました。
3. 転職時の不安と対策
Q: 転職するときに不安に感じていたことはありましたか? A:
- 人間関係の不安(小規模な事務職への懸念):コールセンターは大人数でしたが、事務は小規模な場合があり、もし面倒な人間関係だったら「逃げ場がない」と感じていました。
- スキル不安:ExcelのVLOOKUPなど、高度なスキルが必要ではないか不安でした。
Q: その不安に対して、何か対策はしましたか? A:
- 口コミの確認と職場見学:応募する前に、以前働いていた人の口コミをチェックし、「風通しのいい職場」「人間関係良好」といったフレーズを確認しました。また、入社前に職場見学をさせてもらい、担当者がサバサバしていて感じが良かったため、不安は解消されました。
- スキルチェック:見学の際にVLOOKUPの必要性などを確認し、未経験で入っても問題ないレベルだと判断できました。
4. 転職後の変化と現職の状況
Q: 転職して、生活や心情で変わったことは何ですか? A:
- 人間関係のストレス解消(最大の副産物):在宅勤務になったことで、煩わしかった人間関係のストレスが完全になくなりました。以前は頻繁な飲み会の誘いや、女性が多い職場特有のゴシップ、上司による大声での叱責などがストレスでした。
- プライベート時間の増加:朝の通勤時間がなくなり、ゆっくり過ごせるようになりました。休憩時間に家事(夜の支度)もできます。ペット(犬)との時間が増えました。
- 年収アップ:320万円から360万円になり、収入に余裕ができたのでNISAを始めました。
- 副業の開始:プライベートの時間が確保できたため、クラウドワークスなどで副業(複業)を始め、本業とのバランスをうまく取っています。
Q: 今の職場の居心地はいかがですか? A: 10点満点中10点です。人間関係のストレスは全くありません。フォローはありますが、関わりは半年に一度くらい食事に行く程度で**「ちょうどいい」**と感じています。
5. 仕事観と将来の展望
Q: 転職の一番の目的は、「人間関係の解消」ではなく「もっと稼ぐこと」だったのですか? A: はい。一番は**「もう1時間でもっと稼ぎたい」**という残業への意欲でした。結果的に在宅勤務や人間関係の解消、年収アップといった多くのメリットが得られました。
Q: 仕事とはあなたにとってどのようなものですか? A: 自分のやりたいことを叶えるためのツールだと考えています。
Q: 将来やりたいことはありますか? A: 将来的に独立して飲食店を経営したいと考えています。そのために今、貯金をしています。今の職場の居心地が良いので、明確に何年後といった計画は立てていませんが、資金集めに向けて取り組んでいます。
主な発見
- 転職の主要因(一次動機)は「残業して稼ぎたい(もっと働きたい)」という労働時間への不満であり、人間関係のストレス解消や在宅勤務は、結果として得られた大きなベネフィットであった。
- 残業が叶わない理由が「家族持ち優先」などの枠の取り合いだったため、職場の不満が溜まった。
- 転職活動は、エージェント(doda, RAG)を利用したが、条件に合わない求人をゴリ押しされたため早々に見切りをつけ、Indeedで「地名×職種」検索を行い、自力で希望の求人を見つけ出した。
- 事務職への転職時に、人間関係やスキル面で不安を抱いたが、応募前の口コミチェックと職場見学により、不安を解消してから入社を決断していた。
- 転職先の環境(在宅勤務、人間関係がライト)により、副業を開始するなど、時間と収入の増加を、将来の独立という目標に活かし始めている。
まとめ
nana880327様は、前職のコールセンターで「もっと働きたいのに残業させてもらえない」という不満から転職活動を開始しました。転職活動では、在宅や人間関係のストレス軽減を希望し、エージェントではなくIndeedを用いた地道な検索で希望条件(徒歩圏内、事務職)を満たす求人を発見。入社前に口コミ確認と職場見学を行うなど、人間関係への不安を事前に潰す行動をしていました。
結果、在宅勤務が実現し、年収もアップ。一番の目標であった「働きたい」という欲求は、本業の定時内で満たしつつ、残りの時間を副業や趣味、そして将来の独立に向けた貯蓄に充てるという理想的なバランス(ワーク・ライフ・インテグレーション)を実現しました。現在の職場環境(10/10評価)は、キャリア目標達成のためのツールとして機能しています。